かすみ草を染めてみたい

かすみ草を染めた様子 植物

こんにちは。母ジャッカルです。
子ジャッカルがレジンクラフトにハマっており、その素材として「かすみ草を染めてみたい!」と言うので一緒にチャレンジしてみました。
まずは「なるべく簡単に」「なるべくリーズナブルに」チャレンジしてみたいと思い、必要なものをネットで調べてやってみました。
その結果について、気づきや注意点をお話したいと思います。

準備するもの

  • かすみ草(なるべく新鮮なもの)
    ※10センチほどの房に分けて使いました
  • 染料(顔料ではなく染料と表記のあるものです)
    ※とりあえず「万年筆インク」「粉末食用色素」「プリンター詰め替えインク」で実験
  • 容器(今回は手軽に家にあった紙コップを使用)→プラカップなどの方が良いと思います。
  • 使い捨て手袋(あれば)
  • 紙コップの下に敷く汚れても良いもの(新聞紙、ナイロンなど)

調べた結果、染料として使えるのは「万年筆のインク」「食紅」「プリンターインク」などの情報がありました。他にも花専用の「リーフ液」と言うものなどもあるようですが、今回はまずはお試しでリーズナブルにチャレンジしてみたかったので、上記、三種類の染料で挑戦してみました。

方法

①紙コップにインクを入れる
②適当な長さに切り分けたかすみ草を浸ける(一晩ほど浸けてみる(好みの色で取り出す))
③ドライフラワーにする。(逆さにしたかすみ草の枝をハンガーにぶら下げると手軽に干せます)

万年筆のインクで挑戦

まずは家にある、父ジャッカルの「万年筆インク(パイロット iroshizukuシリーズの月夜)」でチャレンジ!

PILOT iroshizukuシリーズの月夜インク

【結果】
時間はかかるもののかすみ草がうっすら水色に染まりました
が、一晩かけてほんのり色づくかな?くらいでした。
※染色途中の写真を撮り忘れてしまったのですが、それぞれ一晩浸けた後にドライフラワーにしたものが下の写真です。

万年筆インクとプリンターインクで染めたかすみ草

でも万年筆のインクなんて家にそうそうあるものではないですよね・・・

セリア「粉末食用色素」で挑戦

他の色にも染めてみたい!と思い、次にセリアで売っている「粉末食用色素」でチャレンジしてみました。

【結果】
食紅でも染まるという情報もあったのですが、我が家のかすみ草は全く染まりませんでした。(涙)
使用したのはセリアのお菓子コーナーにある「粉末食用色素」と言うものだったのですが、食紅液を攪拌している時にザラザラした粒子の粗さがあったのでそのせいかと思います。
絵の具でも染めれないか?と調べた時に絵の具は粒子が粗すぎて色水を吸い上げないと書いてあった書き込みを見たので、それと同じような現象だったのかな?と思います。

ダイソー「プリンター詰め替えインク」で挑戦

もっと簡単に!色々な色を!と思い、本命のダイソーのプリンターインク補充液でチャレンジしてみました!!

ダイソー プリンター詰め替えインク
ダイソー プリンター詰め替えインク(中身)

インクは容器(紙コップ)に移した後なので中身の量に差があります。
ちなみにこのインク、透明キャップのあとの中蓋を開ける時にインクが飛び散りやすいので注意してください!!(※使い捨て手袋の使用をおすすめします。ダイソーのインクには使い捨て手袋が入っていました。)

【結果】
15分ほどでみるみるうちにインクを吸い上げ色付き始めました。
下の写真は染め始めて1時間ほど経ったころのものです。


色は思い付きの適当分量で
<上段> 左上:マゼンダのみ、真ん中:マゼンダ+イエロー、右:イエローのみ
<下段> 左上:イエロー+シアン、真ん中:マゼンダ+シアン、右:ブラックのみ
で染めてみました。
今までの万年筆のインクや食紅とは全く違い、どんどん色が変わって染まっていく様子を観察するのもおもしろかったです。(見えていなかった花脈が徐々に色づきます。)

まとめと注意点

  • ダイソー「プリンター詰め替えインク」が今回試したものの中では一番簡単にかすみ草を染めることができました。
  • 染めあがったかすみ草は逆さに向けてハンガーに枝を引っかけると簡単にドライフラワーにできます。
  • プリンターインクの中蓋を開ける時は飛び散りに注意してください。
  • 容器は手軽に用意できる紙コップを使いましたが、白色の紙コップを使った方がインクの調合がしやすいと思います。そして紙コップだとインクが染み出てしまう恐れがあるので漏れ対策をしておくことをおすすめします。(私はバットの上に汚れても大丈夫なものを敷いてその上に紙コップを置きました。)
    紙コップにインクが浸み込んでしまい、一晩の間にインクが減ってしまったので、透明のプラコップなど浸み込まない容器の方が良いと後で気づきました。

ちなみに残ったインクはダイソーの「スポイト」と「蓋つき容器」を買ってきてそれに移し替え保存しています。

インク保管に使うスポイトと容器
残ったインクの保管方法

出来上がったかすみ草は子ジャッカルがレジンクラフトで使えるように色別に小分けにして保管しています。

このかすみ草を使ってどんなレジンの作品を作ってくれるのか楽しみです。
そして、手軽にかすみ草を染めれることがわかったので他の白い花も染めてみたいです♪

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