シンボルツリーにクロモジ(初代)を植えてみた

クロモジ植樹直後 植物

こんにちは。母ジャッカルです。

シンボルツリー選びで悩んでいる時、父ジャッカルが「会社近くの雑木林に可愛い花のついた華奢な雑木があるんだよなぁ~」と言うので調べたところそれが「クロモジ」でした。

ネットでいろいろ画像を見たところ、花が可愛くて一目惚れでした。
花と新芽がなんだかウサギのような形でポコポコついているのです。その愛らしい姿。
そして枝を折ると香りがし、和菓子の爪楊枝としても用いられるなど、ただ愛でる以外にも魅力があるのです。(スーッとしたアロマ系の香りです。)

調べてみると「落葉低木」でした。我が家のシンボルツリーをお迎えする予定の場所はそこまで広くなかったので高木は考えておらず、クロモジの華奢な樹形、葉の形やサイズも好みですぐにシンボルツリーに選ばれたのでした。

ただ一つ懸念点が・・・クロモジは本来、雑木林で自生しているのです。

高木に囲まれて隙間から日光を浴びるくらいのポジションで、直射日光に弱いとの情報がたくさんありました。クロモジをお迎えする場所として考えていたのは西側・・・まさに西日をガンガンに浴びるところなのです。

ただ、一目惚れしてしまったからには諦め切れず、そんな不安を残しつつも決心したのでした。

園芸店で取り寄せしてもらい、家の完成数か月後に早速クロモジをお迎えしたのでした。

クロモジ植樹直後

(写真は3月撮影の為、花が開きつつあります。)

(ちなみにクロモジの右側、樹高50センチほどのものが前回の記事に書いていた月桂樹です。)

クロモジをお迎えして少しずつ下草などを植えていこうとしているところです。

植え付け後、しばらくして花を咲かせ、葉も開いたのですが、夏の西日対策を何もしていなかった為、初代クロモジさん、夏が終わり秋を迎えた頃、なんだか元気がない様子・・・園芸店の方に相談してみると夏の暑さでかなり木が弱っているとのことでした。そこで

  • 株立ちになっていれば元気のない幹を思い切って剪定する
  • 肥料(寒肥)をまく
    などの対策を行ってみたのですが、やはりほぼ枯れてしまっていました。

ただ、このクロモジさん、枯れてしまったかと思い諦めていたのですが、株元から脇芽を出しそれがとてもいじらしく成長を遂げ、この冬で樹高80センチほどに成長しました。そして花芽も付けています!!

枯れかかったが脇芽を伸ばしたクロモジ
クロモジの新芽と花芽

(2024.3.7撮影  クロモジの新芽と花芽)

この春、無事花を咲かせて葉を開き元気な姿を見せてくれることを心待ちにしています。

【追記】
2024.3末、無事に花が咲きました!!

クロモジの花

この夏の日差しにも耐えてこれからグングン成長してくれることを願っています。

結論・・・

夏の西日・・・なめてました。すみません。

植物には生育に適した環境があることの学びになりました。

そして後日談となるのですが、園芸店の方の話によると夏の朝イチに水やりをしていたのもどうやら良くなかったようです。。。
母ジャッカル、毎朝良かれと思って、せっせと水やりをしていました…
園芸店の方の話だと、夏、お昼に向けて気温が上がる前に水やりをすると株元や根が蒸れてしまって負担になるそうです。
夏の水やりは日が沈む頃、これから日が暮れて涼しくなり始めるぞ!と言う時間帯にすると良いそうです。そうすると気温の下がった夜に水分を吸収してくれるそうです。
この話を聞いて以来、夏場の水やりは夕暮れ時に行うようにしています。

なぜクロモジ(初代)と言うタイトルなのかはまた後日述べたいと思います。

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