春の山菜「わらび」を堪能する

植物

こんばんは。母ジャッカルです。

毎年、桜の季節になるとジャッカル家はわらび採りをするのが恒例イベントとなっています。
今年は昨年に比べて桜の開花も遅め、わらびが出るのも少し遅い気がしますが、先日お花見ついでに家族でわらび採りを楽しんで来ました。

収穫したわらび

あく抜きをしないと食べられないの少し億劫なのですが、発見して収穫する楽しさとわらび料理を食べたい思いから、春になるとソワソワし始め、ついつい毎年採ってしまうんです。

持ち帰り、新鮮なその日のうちにあく抜きをします。
いつもこちらの「漬物の丸昌さんのあく抜き方法」を参考に行っています。


<わらびのあく抜き手順>

~用意するもの~
・わらび(新鮮なもの)
・水
・重曹(炭酸水素ナトリウム)
・大きめの鍋
・温度計(あれば)

  1. 下処理
    「根元の硬い部分」や「開き過ぎた頭の部分」を取り除きます。
    山で採ってきたわらびにはよく小さい蟻も付いてきていますので、ジャッカル家はあく抜きする前に軽く水洗いしています。
  2. 束ねる
    ひもや輪ゴムで束ねておくと扱いやすいです。
  3. お湯を沸かす
  4. お湯に重曹を溶かす 
    沸騰したら重曹を入れます。
    重曹は入れ過ぎないように分量を調節してください。
    分量はこちらを参考に→「漬物の丸昌さんのあく抜き方法
  5. お湯の粗熱をとる
    火を止めて、80℃くらいに下がるまで粗熱をとります。
    沸騰直後のお湯では熱すぎて、わらびの食感が悪くなってしまうそうです。
  6. わらびをお湯にひたす
    わらび全体が浸かるようにわらびを入れる。
重曹を入れたお湯に浸けたわらび
わらびが浸かるように落し蓋をする

全体がしっかり浸かるようにサランラップ+落し蓋で浸しています。

7.一晩おく
 そのまま一晩(半日ほど)おきます。

あく抜きで一晩おいた状態

(一晩おいてあく抜きをすると水の色が変わっています。)
 あく抜きできているかはわらびの柔らかさなどで確認できるようです。
8.あく抜き終了
 好みの柔らかさになったらあく抜き終了です。
 鍋から取り出して、しっかり水洗いをします。

あく抜き後水洗いしたわらび

あく抜き後のわらびです。

あとは料理して頂きます。
今回はジャッカル家の定番「わらびの卵とじ」を作りました。
基本的にはあく抜きしたわらびは茹でる必要はないそうです。
沸騰しただし汁にわらびを入れ、しょうゆ・みりん・砂糖で味付けし、最後に卵でとじます。

わらびの卵とじ

あく抜きに少しの手間と時間はかかりますが、料理は簡単です。
わらび独特のぬめりのある食感を堪能すると、春が来たなぁと毎年思います。
今年はもう一回ほど収穫して食べられるかな?と思います。
つぎは「わらびのおひたし」を作ろうと企んでいます。

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